bunita-boyaki 2 「時々ボヤき、生きていく」

妙齢BUNITAが適当にボヤき、ただ書くだけです

TRAIN MEMORIES

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出張のために電車に乗った。

ものすごく久しぶり。

学生の頃に1年間だけ通った。

あの頃の自分はどんな女性になろうと

していたっけな・・・?

あの頃は何に悩んでいたかな?

電車に乗っている時間がつまらなくて、

無理やりカッコいい人が乗って来ないかな

なんて考えたりもした。(笑)

いざとなると、そういう出会いでは

長続きしなかったくせに。

そんなことを考えていたら、偶然にも

学生の頃の同級生だった女性を見かけた。

長かった髪は肩ぐらいになっていて

私と同い年だから、年相応の格好をして

でも、学生の頃と同じ強い意志を持った目を

していたな・・・。勉強のできる明るい子だった。

元気そう。

だけど、声はかけずにそのまま外を眺めるだけ。

彼女も私には気づかず別の車両へ・・・。

きっともう会うこともないだろうけど、いいや。

もう、この電車に乗ることも殆ど無いだろうから

もう少し記憶の糸を辿りたい。今は。

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