bunita-boyaki 2 「時々ボヤき、生きていく」

妙齢BUNITAが適当にボヤき、ただ書くだけです

笑顔で手放す

またしても「捨て活」のお話。
もはや自宅も「モノを減らす」ことが大命題になっており、一番捨てたいのが仕事で着る服たちだという皮肉(笑)
少しずつ、本当に少しずつやっていますが実家の片付けとは違って自分の生活の中から要らないものを選別する作業は結構しんどくて、クタクタになって帰って来る平日の夜には中々進まない。
それでも、急に「アンタ、はよ捨てなはれ~」と捨て神様が(←BUNITAの中には居ます)突然囁いてくれる時があり、昨日まではとっておいたけど急に捨てる気になる時が来る。不思議なものでふっと手放せるタイミングというものがある。

 

今日、出がけに薄手のスカーフを一枚持っていこうと引き出しを開けた時に目に入ったのが初夏に会いそうな青系の綿スカーフ。
とある人からもらって結構気に入っていた物だった。
その頃はその人とも月に1回程度仕事終わりに待ち合わせて美味しいものを食べに行ったり、サッカーを観に行ったりと楽しく話をしていたけれど、2年前位に私の仕事の環境が変わるタイミングで何度かお誘いを断らざるを得なかったらそのままフェイドアウトになってしまった。
きっと私がわざと会わないように言い訳していると思われちゃったんだろうなぁ~。
誘われた日は本当にたまたま前から予定が入っている日だっただけなんだけど…。

そしてその後はコロナ感染が広がって今現在に至っている。
そうか、もう2年以上連絡とってなかったんだな…。
同じ街で暮らしているけど偶然に会うことも無いし(コロナで何処にも行かんしね)
逆に飲み誘われてもこのご時世、行かないし。

 

まぁ何か話したいことがあればLINEでもなんでも方法はあったんだろうけど、そうしようと思わなかったってことはお互いにそこで終わってもいい関係性だったというだけ。
モノへの執着は中々捨てられないくせに、人への執着はあまり無いBUNITA。
「去る者は追わず。来る者は用心して出迎える。」主義 (;´∀`)エヘヘ

改めて引き出しから取り出してみたら、なんだかとっても色あせて見えてしまった…。
貰った時の事を思い返して、その後の事も少し思い返して…。
もうきっと会うこともないだろうなという結論に。
これを機会におさらばです!

 

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これをくれた時の気持ちに感謝し、その後の楽しかったことに感謝し、今はただただ元気で過ごしていて欲しいと思うだけ。

 

巷で流行りの片付け本に「モノに感謝して手放す」と書いてあるけれど、今回は本当にそれを実感している。
人から貰った物には思い出が付いてくるので手放すのが厄介なこともある。
でもその思い出も本当に「いい思い出」になってしまった時に本当に「要るか要らないか、必要か必要ではないか」を選択できるタイミングが来るような気がしている。
ま、幸いにして大抵の欲しいものは自分で買ってきたBUNITAです。
特に男性からの貰ったものは殆ど無い!…ような気がする。
もう覚えていないだけかな?(笑)


幾度となく捨て神さまのおかげで過去の思い出は捨ててしまい、その記憶も薄れて行ってるのかもしれないけれど、それはそれで仕方ないこと。
捨てるというより「手放す」ことがまた新しい良い記憶に繋がるのかもしれない。

だからもっと手放して笑顔になれるんじゃないかと思っている。
ちょっと変な終わり方だな。こりゃ。

 

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