bunita-boyaki 2 「時々ボヤき、生きていく」

妙齢BUNITAが適当にボヤき、ただ書くだけです

捨てる気持ちを育てるには

連休ははるか彼方のお話と化して、すっかり仕事で精神的に追い込まれている毎日。
つい先日も休みを取る予定で色々段取りしていたのに、前日の夜になって急に出勤を余儀なくされてしまい、各方面にドタキャンの連絡。人にも迷惑をかけ、益々メンタルにキズが付いて行く…。

あ~こんな毎日じゃただただ擦り減っていくだけ…。
身体は全く擦り減ってくれないけれどね(笑)

 

週末もゴルフに行かない時は家でゆっくりしていればいいものを、ついつい実家へ行き相も変わらず「終わらない片付け」に没頭する。

片付け始めてもう何年経ったのか…? 月に2~3回、それも一度に5時間もできればいい方で、大体は3時間程度でギブアップ。
体力的なものもあるけれどすぐにゴミがいっぱいになってしまうのでゴミを持って行かないと置く場所が無いから。
まぁゴミと言ってしまうと身も蓋も無いのだけれど、私や妹にとっては要らないものなので捨てる作業が延々と続くという訳。
それでもやはりバッグや衣類などは選別をしながらの作業なのでそこに「執着」という名の邪魔が入り込んでいる。

自分の親の恥部をさらすのはどうなのかとも思うが自分の気持ちを整理して執着心をなくしていく作業の一つにするためにも敢えて書くが、母は買い物が大好きだ。
今でこそもう体力的に自分で出かけて好きにお金を使うことはできないけれど、今までに買って使っていない新品の物が実家に溢れかえっている。
私BUNITAや妹が使おうと思っても使い切れないし使いこなせない代物も沢山。
そして服に至っては大分お高そうなものもあるけれど年齢層が高め。
着れるようになるにはあと何年後なんだ?という感じ。

全て「要らな~~~い」と言ってゴミ袋に詰めてしまえれば話は早いけれど、どうしても「勿体ない」が先に立ち、全て処分することができない自分。
しかも、もっとも頭を悩ませるのは「着物」「帯」「帯どめ」などなど。
これに関しては世の娘たちには結構あるあるな話で、親の着物が箪笥いっぱいに入っているのと言う人は少なくない。
私は仕事しているので、同じように働いている人と日頃接することが多い。そうすると着物を着るような機会は殆ど無く、仕事をしている間は着物の処分や整理もままならず、さぁどうしましょう。という状態。

良いものなのか、安物なのかとか自分が着るとしたらどれが似合うのか、全く分からない中でこの大量の着物を残されても困るばかり。
かといって全く普段付き合いの無い呉服屋さんに聞いてみることも憚られるし、無料査定買取に出すのも一つだけれど自分に知識が無いままだとなんだかちょっと心配。
そんな訳で着物に関しては捨てることが出来ず、そうこうしているうちに箪笥からなんと反物まで出てくる始末…(-_-;)
どうしましょうかね~~~?

変な執着やこだわりを捨て去ることができればもっと物を減らせるし、他の事にエネルギーを割くことも出来るというのに。

 

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それに、仕事を手放したら着物を着て↑こんなふうに素敵な景色を見に出かけたい。
なんて細やかな希望もあったりして、それが益々「捨てる気持ち」を育てる妨げになっているのかもしれない。

実家でも手放すことと戦い、自宅に帰って来てまた今度は自分の持ち物と向き合い、戦いを挑み続けている私。これじゃあ疲労感が抜けるはず無いよね(-_-;)
捨て活、断捨離の動画を見てモチベーション上げながらTRYしていくけれどまだまだ邪念が多すぎて本当にきれいに片付けられるのはもっと先の事になりそう。

執着を手放すのは修行に近い…。
できるまではまだまだ時間がかかりそうなので、時々はこうやって文字にして冷静に考えて行くのもいいのかもしれないな。