bunita-boyaki 2 「時々ボヤき、生きていく」

妙齢BUNITAが適当にボヤき、ただ書くだけです

今更に気づく

毎年この季節は恐ろしい季節である。
というのも誕生日の前後に受けなければいけない恐怖の人間ドッグ…。
5年くらい前までは12月の中旬ごろに予定されていて、「こんな絶賛忘年会シーズンに何してくれてんねん! 結果が最悪なのは誰でも分かるやろ。無理無理!」と会社の健康保険組合に盾突き、1月に変更してもらったはいいけれど、いざ1月になってみると12月からの飲み会続き、クリスマス、年末年始と暴飲暴食の限りを尽くした後の検査となり、これまた最悪な状況を迎えることに気が付いた。

 

しかも、コロナが流行するころになったのと同じ時期から人間ドッグの検査項目もかなり充実して、ほとんど全身を隈なく見てもらうメニューになってしまった。

もはや、こうなってしまえばBUNITAも、逃げも隠れもいたしません!
オプションで追加料金を払ってまでもさらに詳しい検査を追加して受ける覚悟で臨んでやる!せっかく休暇を取ってまで行くんだし、こうなりゃとことん見てもらえ!の気持ちで挑む。

 

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顔と頭が悪いのはもう仕方ねぇや!
お決まりの身体測定、血液検査、視力・聴力、血圧、レントゲンはもちろんのこと、内臓はしっかりエコー検査であちこち見てもらい、婦人科検査も骨密度も…とにかく顔と頭以外は見てもらった!(笑)

(本当は脳ドッグもやりたいけれどちょっと怖い。それに事前の予約と結構な自己負担金があるので今回はパス)

 

おまけに体力測定なども盛り込まれていて、約1年ぶりに立位体前屈や垂直飛び、瞬発力などこの運動不足真っ只中のたるんだ体に鞭打って同年代の平均値を上回れるかどうかの真剣勝負!
まぁ、何とか各項目でそこそこの数字は維持できていたのでとりあえずひと安心。

でも筋力はもっとつけなくちゃな。やっぱトレーニングは必要だわ。

その後も様々な検査でへとへとになり。
お昼ご飯もしっかり頂いて、最後に総合診察という名の「結果発表」が告げられる。
あ~あ、今年もまたこのダメ出しから始まる一年だなぁ…なんて思いながら順番待ち。
自分の努力が足りていないのを十分に自覚しているので、楽観視できず。
引導を渡されるのを待つ感覚。

結果的には…もちろん完全無欠の健康体な訳ない。重々承知の体重・体脂肪。ワカッテイマス…。
そしてそのあとは…。「え?」「そうなんですか?」

 

なんと軒並み血液検査の各数値が下がっており、大きな問題なし!とのお言葉。
マジか…。何でだろう?
だって仕事が終わって帰って来てから食事するのも結構遅い時間だし、通勤はガッツリ車だし、この雪とコロナで外なんて出歩いてないし…。何でだ?
頭の中に「?」が浮かびながらも先生の話を聞く。
内臓も思っていたほどダメージも無いし、婦人科系もこの時点でわかる範囲では問題なし。そうか…それにしても何でだろう?

 

無事にドッグ会場から解放されて帰る道すがらも色々思い返していると、どうしても理由は一個しか思い当たらない。
それは…秋に入り職場が変わったことによる「自炊&弁当持参生活」を余儀なくされたこと。
住んでいる場所の近くにはコンビニも無く、外食できるような店も無く(というのは半分嘘で、最近になってセブンがあることや近所のスーパーと同じ敷地内にラーメン屋があることが判明した)かといって、仕事帰りにスーパーに寄っても食べたいと思えるような総菜もあんまり残っていない。
したがって必然的に自炊をせざるを得ないのと、会社の近所も同じような環境なので弁当を持っていく選択肢しか無いというのが現実。

 

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そしてBUNITAは揚げ物を自分で作らない女ですので(威張るな)、必然的におかずは「煮る・焼く・蒸す・生」の調理方法となり、基本的には”野菜使いたいおばさん”なので野菜中心になる。→結果的に体には良い影響を与えている。

確かに、お菓子も食べているけれど体重も増えてはいない。
そんなに真剣に食生活改善したわけでも無いし、相変わらずお酒も時には飲んでいるけれど、確実に何かが変わってきたのだと思う。
これはいい兆しだ。
このチャンスを逃さずにもう少し気にしてみよう。
自分の体は自分が口にするものから作られる。当たり前のことに改めて気づかされる。

あ、数値改善についてはもう一つ思い当たることがあった!

一年前は仕事のストレスも半端ない上に、連日大雪に見舞われ、自宅・会社の除雪に明け暮れ、朝も早朝から出社しひたすら雪を掻いていたっけ。
毎日毎日、体がボロボロになって帰宅するだけで食べ物なんて栄養バランスとかカロリーとか気にしていられなかった。
何か口にしてお風呂に入ってすぐに寝る。という生活を余儀なくされていたなぁ…。
そしてその頃は仕事での自分の能力的にも限界に思うこともあり、「ちょっともう…」と感じていた。
今の職場も勿論楽な訳でも無いし、相も変わらずこれからの人生について色々考えることはあるけれど、明らかに以前の自分が感じていたストレスは軽減していることに気づく。

物理的には不自由な環境下に置かれている現在ではあるけれど、以前の自分と比較したときに「あ、私かなり傷んでいたんだな」と、そして「がむしゃらに頑張るのはもういいな。自分でできる事をやっていけばいいし、いつでも次へ踏み出せる」と思うことで色んなことが変えられるし、変えてもいいんだと思えるようになった。そうしたいい意味での諦めがストレスから解放するきっかけとなり、今回の検査結果にも表れたと思う。やっぱりストレスって人を蝕むんだよねぇ。

とりあえず今は、これで調子に乗って日々暴飲暴食をしないように、室内でも運動をする。この2点を心がけてみよう。
思いもかけず頑張るきっかけを与えてもらったような気がする。

コロナ明けにガッツリ遊ぶためにも元気でいるぞ~~~!